アメジスト(紫水晶) 天然石・パワーストーン 言われ・効果・意味辞典

2月の誕生石です。
和名を紫水晶というアメジストは、紫が深く均質であるほど良いと言われています。最近ではラベンダーアメジストと名づけられた淡いアメジストも美しさを見出され、女性を中心に人気が出てきています。
高貴な色合いから、歴史の中でも身分の高い人物に好まれてきたこの石。霊的なパワーの高まりが得られるという言い伝えが、人々を惹きつけてやまないのかもしれません。

アメジストが持つと言われるパワー・意味について

名前の由来は、ギリシャ語で「酒に酔わない」という意味のアメテュストス。アメジストは精神的な部分に深く寄り添う石として知られ、身につけることで気持ちを落ち着けたり、不安や恐怖を和らげてくれるとされます。うまく寝付けない夜が続く時は、枕元に置くと安眠を促してくれるでしょう。魔除けとして優れたこの石が、悪夢を見せる悪いものを持ち主に近づけないようにすると信じられているのです。
創作活動や仕事をする上で、インスピレーションが必要な時もあるでしょう。そんな時、身近にあるアメジストが新たな考えや直感をもたらしてくれることもあるそうですよ。

パートナーとの出会いが欲しい時、アメジストは持ち主に縁をもたらします。その相手が人生を共に歩むパートナーにふさわしいのかどうか、見極めはとても大事。互いの心が誠実であるかどうかの判断力を与えて良縁を結び、真実の愛を育むことができるようになると言われています。どうも今まで良い相手に恵まれなかったという方は、アメジストを手にとってみるとよいかもしれません。
また、アメジストの愛情は恋人だけでなく、夫婦や家族、親友や友人といった、持ち主に関わる人達との絆にもはたらきかけます。互いに助け合える、より信頼に足る人と良好な関係が築けるよう、力添えをしてくれることでしょう。

こんな方に好まれて使われています

・誠実な恋愛をしたいとき
・ネガティブな気持ちを癒し、精神を安定させたいとき
・インスピレーションが欲しいとき

アメジストのお手入れ・浄化方法

湧き水にひたしたり、セージなどのお香の煙にくぐらせての浄化が適して。天然塩の上に一晩置いておく方法でもよいでしょう。
直射日光に長い時間さらしてしまうと変色のおそれがあるため、炎天下で長時間身につけることは避けましょう。保管も光の当たらない暗所ですることをおすすめします。

鉱物データ

アメジスト(紫水晶) Amethyst
主な産地
ブラジル、ウルグアイ、南アフリカ 他
結晶系
六方晶系
硬度
7